ジュースの定義って?
みなさん食品表示はチェックしてますか?
飲み物の食品表示には、ジュースと記載があるもの、
果汁入り清涼飲料水と書かれているものなど、表記がいろいろあります。
今回はジュースをはじめとしたドリンクの表示についてのルールを紹介します!
ジュースと表記できるドリンクは果汁100%の飲み物だけ!?
ジュースは「100%果汁のことを指す」と定められています。
厳密にはジューズの定義として「果実の搾汁若しくは還元果汁又はこれらに砂糖類、はちみつ等を加えたもの」と果汁飲料等の表示に関する公正競争規約には書かれています。
つまり、もし果汁100%でないドリンクをジュースと表記すると、不当表示になってしまうわけですね。
また、ストレートタイプと濃縮還元タイプのものがありますが、どちらも果汁100%であればジュースになります。
パッケージに果実の写真を使えるのは果汁100%ジュースだけ!?
消費者が飲料の分類を一目で見分けられるようにジュースでないドリンクには果物の写真は使うことができないと「果実飲料等の表示に関する公正競争規約」に定められてます。消費者を守るために定められてるのですね。
果汁の割合ごとにパッケージに使用できるものは下記のような分類になります。
果実の写真 | リアルなイラスト | 果実の断面や果汁のイラスト | |
果汁5%未満 | × | × | × |
果汁5%以上99%以下 | × | 〇 | × |
果汁100% | 〇 | 〇 | 〇 |
一度、スーパーやコンビ二のドリンクコーナーのパッケージをを眺めてみるのも面白いかもしれませんね♪
ちなみに「畑の赤い贈りもの」は山口県産トマト(アイコ)100%のトマトジュースです!ラベルにもトマト(アイコ)の写真を使っています。